御本を読んで以来、ぞっこんファンになった隆守佳弥さんのカラーイラストです。
白のミューズコットン(表面に細かい凹凸のある紙)に色鉛筆で彩色をなさっています。スキャナーで取り込んで画像ファイルにしたところ、ざらりとした紙質による鉛筆のかすれの妙味が今ひとつ薄れてしまいました。残念。
全体が青系なのでヴィンセントの特徴である赤い目がひときわ印象的です。また影の効果でしょうか、頬のあたりの肌に澄み切った透明感ときめ細かそうな質感を感じます。
何よりこのヴィンちゃんの顔立ちは絶品。隆守さんのヴィンセントはシド×ヴィンながらもわりと攻め顔なのですが(と言ってシドが受け顔というわけではない)、きりりとして涼やかで、でもどこかにほんのり甘さを漂わせる極上の美青年。
その上射抜くようにまっすぐな目線で、思わず見つめ合ってしまいます。それで何か言われたら簡単にオチてしまいそう。もっとも所詮ヴィンだからロクなことは言わんだろうが(笑)
隆守さん、素敵なヴィンちゃんをどうもありがとうございました。
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