射るようにまっすぐな目の凛々しい顔つきです。英雄とまで呼ばれた伝説のソルジャーらしい堂々たる風貌です。
が、その眼差しはどこか愁いの色を帯びています。
宿命を呪いその身を呪い、破滅の道をひた走るしかなかった彼の悲哀を映しているのかも知れません。また、そんな彼なりに精一杯生き抜き、その果てに待つ定めを静かに見つめているようでもあります。だからこそこのセフィロスは、すべてを凌駕した王者の風格を醸しているようにも思えます。
セフィロスの特徴である瞳のグリーンを基準に全体が淡い色調で描かれ、いかにもファンタジーのキャラクターらしい雰囲気です。しかししっかりと太い首、くっきりと浮き出た鎖骨、広くて肉厚そうな胸には極めてリアルな『男の色気』を感じます。
一見高圧的ながらどこか切ない表情にほだされ、この胸許の色気にぐっとクる。抱きたいような抱かれたいようなたまらないセクシーさです。こういう男に関わるとのちの運命狂わされるかも知れないですね（笑）
ありあさん、かようにステキなセフィロスを本当にどうもありがとうございました。